
「今日もハードな一日だったぜ」
と愛車のH社のオープンカーで黄昏の街を
流していたYさん、

まどろみながら風景を切り取っていたら、
目線に理解不能な文字が飛び込んできた。
愛車H社のオープンカーのギアを6速から一気に1速に
シフトダウンをしながら静かに車を止めた。
注:よい子と関係者は真似しないでくださいね。
「バタム}(ドアを閉める音)
探偵Y氏の仕事はまだお
笑いわらない。
「今日はついてないぜ」
そういいながらY氏はタバコに火をつけた。

「実に怪しい」
「きっとヤバイ取引を行なっているところだろう」
Y氏はそう睨んで、エチケット灰皿にタバコをもみ消した。
そして足早に近づいた。

物影から眺めてみる。
「チッ、俺はこんな金にならない仕事をなにやってんだ」
またひとつ野暮は仕事を引き受けてしまったと
自責の念に駆られるY氏。
「看板の文字を読むたびに訳が判らなくなるぜ」
とまたも頭痛が始まったので、
胸元のポケットからアスピリンを取り出し、
飲み込んだ。

超望遠レンズにその全貌を捉えたY氏。
「ここはひとまずアイツに頼んでみるか」
と呟き、愛車H社のオープンカーで立ち去るのだった。
つづく、、、、
本当?
「B級バカンス度 ☆☆☆☆ 」
- 2010/02/09(火) 09:02:10|
- ディープな街バカンス
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