沼津で仕事を済ませてその足で静岡市清水区に向った。
YBR125SPで
荷物一杯なのはそのまま野宿旅をするからだ。
なので仕事の書類はここから宅急便で送ってしまった。
[任客清水次郎長を知りたいので行ってみた。]の続きを読む
- 2010/08/19(木) 15:58:14|
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「兄さん江戸っ子だってねぇ」
「おぅよ、神田の生まれよぅ」
「そうだってねぇ、おぅ、食いねぇ、食いねぇ、寿司食いねぇ」
と旅先の船の中で次郎長一家を誉める噂を立てられたのが嬉しくて
寿司を進めまくるシーンが有名だ。
噂の中に自分の名前がなかなか出てこなくて、自分の名前を言ってほし
くて寿司を勧めまくる姿が微笑ましい。
「おっといけねぇ、こいつを忘れていたたぁいけねぇや。兄さんもう一人
いたよ」
「おう、そいつは誰でぇ」
「森の石松よぅ!」
「おぅ、嬉しいねぇ、兄さんどこの生まれだってぇ?」
「おぅ、神田の生まれよぅ」
「そうだってねぇ、おぅ、寿司くいねぇ。で、その石松ってなぁどんな奴なん
でぇ」
「どんなやつだぁ?兄さん、馬鹿言っちゃいけねぇよ。こいつはすごいぜぇ」
「そんなにすごいかい、石松ってやつぁ」
「すごいってもんじゃねぇやな。ひょっとすると次郎長一家ん中で一番つえぇ
じゃねえかな」
「そうかい、そいつぁ、そんなにつえぇかい!」
「つえぇってもんじゃねぇやな。」
「そうかい、そうかい、うれしいねぇ!兄さん、ほら寿司食いねぇ。兄さん
いい男だねぇ、江戸っ子だってねぇ」
「おぅよ、神田の生まれよぅ。だが、その石松ぁいけねえや」
「?!何がいけねぇんだい」
「そいつぁ、喧嘩は滅法つえぇが、いかんせん馬鹿だ。」
「なにぃ?!」
「いやー、馬鹿だからどうにもならねぇ」
「なにをこのやろう!言うに事欠いて、馬鹿たぁなんだ、馬鹿たぁ!」
と、まあ、憎めない片目のジャック。
[遠州森の石松の墓参り。]の続きを読む
- 2010/08/31(火) 17:31:54|
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